詩集『おひさまのかけら』

【書籍情報】

タイトル詩集『おひさまのかけら』
著者横尾湖衣
イラスト
レーベル詠月文庫
価格200円
あらすじ渡り鳥

あなたとわたしの間に
もし白い鳥がいたら
その鳥にたくしましょう
青い文字の手紙を

【本文立ち読み】

詩集『おひさまのかけら』
[著]横尾湖衣

目次

◆詩集『時間』(二〇〇五年二月発行)より
「わたしはカエル」
「紙飛行機の名前」
「わすれもの」
「もののかたち」(改)
「初恋草」
「不思議な背中」
「涙からはじまる物語」(改)
「線香花火」

◆詩集『マドリガーレ ―Madrigale―』(二〇〇六年十月発行)より
「睡蓮」
「雨の日」(改)
「サボテン」
「あか色」
「天気雨」
「水分」
「あゆ」
「ラッピング」
「渡り鳥」

◆詩集未収録詩抄
「おひさまのかけら」
「言葉は単なる情報ではない」
「あれっておばけなのかな?」
「横断歩道のシマシマに」
「春を通って」
「都会のお空」
「舞う雪」
「あめの日の歌」
「はぐれイルカ」

◆詩集『時間』より

 

わたしはカエル

わたしはカエル
あなたもカエル
あそこにいる人たちもカエル
みんなみんなカエル
わたしたちはいろいろなモノに
押しつけられながら生きている
その度ごとに
押し上げ跳ね飛ばすんだ
カエルは前に進むためにジャンプする
わたしたちもジャンプする
負けるもんかと跳ね飛ばす
わたしはカエル
あなたもカエル
みんなみんなカエル
がんばれがんばれカエル

 

紙飛行機の名前

小さいころ
お気に入りの紙飛行機に
イカロスという名前をつけた
そんな名前はダメだと
男の子が言った
どうしてと聞くと
イカロスは落ちるんだ
青い青い海に
吸い込まれてしまうんだ
だったらどうしたらいいの
アポロにしなよ
アポロは何度も空に昇るよ
アポロは太陽なんだ
それだけ言うと
男の子は夕日の中へ消えていった

紙飛行機の名前は
結局イカロスのままだった

続きは製品でお楽しみください

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